オーストラリア軍戦闘糧食
Combat Ration One Man (CR1M)

"カンガルーレーション"とも呼ばれるオーストラリア軍レーション。
MREのパックを少し大きくしたようなビニール製の袋に色々と詰め込まれています。
大きさは縦36.5cm×横15cm×厚さ約9cm、重さは約1.6kg前後。

実は左側のがメインが缶詰の旧型で、右がメインがレトルトの新型。
このレトルトのメインに変わってから、メニューにもかなりの変化がありました。
そして、02/03製表記のタイプから内容物のいくつかのパッケージが、タンカラーへと変更。
イラク派遣等を考慮に入れてのことでしょうか。

メニューD、缶詰タイプ
2001年頃まで使用されていました。


裏側から見るとメインの缶詰が見えます。

レトルトタイプ、メニューAとC。
2002年頃から、レトルトがメインの物へと移行され始めました。
缶詰タイプよりも少し重くなっています。
ちなみに、このレトルトタイプへ移行される時に、メインのメニュー内容に少し変更が加えられました。


レトルトパックが見えます。このレトルトはニュージーランド製で、
ニュージーランド軍レーションでも、同じレトルトが使われています。

オーストラリア軍軽量型戦闘糧食
Patrol Ration One Man (PR1M)

これはオーストラリア軍のパトロール用レーション。パトロール用だけあって
メインミールをフリーズドライにして軽量化を図っています。
しかし、その他の内容物が結構多いため（ビスケットが4パックも入ってたり）
通常のCR1Mと大して重さは変わらない気がします。
でも、手にとってみるとCR1Mより微妙に軽いような・・・


このように、裏から見るとフリーズドライのメインが見えます。